サロン(美容室)でのアロマセミナーのオファーをいただき、試行錯誤しながら準備を完了。
もともと眠れない系ですがさらに眠れない夜を過ごし、自分の小心者具合にちょっと辟易。
当日は気合を入れて参上しましたが…
準備編は前回記事サロンでのセミナーオファーが!内容・準備のハナシをご覧ください。
目次
場所、人数、時間、費用
前回でも触れましたが、軽くおさらい。
場所:個人経営のオトナ向け美容室。
人数:5名+サロンのプロデューサーさん+美容師さんの計7名。純粋な受講者は5名、20~40代の独身女性。
時間:日曜の14時~2時間でサロンを貸切
費用:おひとりさま2500円(お茶つき)
お題、進め方
フリートーク形式。まったくのフリーは厳しいと思い「TOPICS 18」というレジュメを作成。
アロマテラピーに関する18タイトルの中から好きな項目を選んでもらい、それについて話を広げることに。
進行は立役者でもあり参加者とのつながりもあるサロンのプロデューサーさん。
ご自身がプロの美容家でいらっしゃるのでアロマと美容を絡めながらうまーく話を進めていただきました。
正直ひとりで進行&トークはキツかったと思います。
準備したもの
これは前回の記事に詳しく書いています。興味のある方はご覧くださいませ。
参加者のレベル高し…!
自己紹介をしたあとは、場をあたためながら聞きたいことに答えて…と想像していましたが、美容に興味をお持ちで投資をされている方々、鋭い質問がビシバシ。
聞かれたこと(抜粋)
- 自分にはどの精油が合うか
- ダイエット向きのオイルは?
- 人工香料のコスメはダメなの?
- オーガニックの精油を使うべきか
- レシピは?(おみやのバスボムに対して)
レジュメなど必要ありませんでした(苦笑)
「自分にどの精油が合うか」は全員一致で興味アリ。少人数制を活かして一人ずつアドバイスすることに。
といっても初対面、問診票もありません。
好きな香りから状態を診断
ここでとったのが「好きな香りから状態を診断する」方法。
今よいと思う香り→心身が必要としている成分が含まれる→ある程度状態が予想できる という流れ
持参した20種の香りの中から今一番好き!と思えるものを選んでいただきアドバイス。
たとえば「ネロリ」と答えた40代前半の方。ネロリには心の疲れを癒し、幸福感で満たす作用があります。
ほとんどの女性が好む香りですが、多くの香りからこれを選ぶときは「深い癒し」を求めています。
「おぉ、ネロリ…お疲れなんですね…!」というと激しく頷いていらっしゃいました。お友達は爆笑。
こんな感じでひとりずつアロマ診断。ぼちぼち盛り上がりました。
丸みのある香りの柑橘系(オレンジスイート、マンダリン)を選ぶ方には頑張り屋さんが多し。
インドア派で動きがゆっくりとした方はティーツリーや軽さのある精油を好みやすい~など傾向はあります。
気質やその時の状態によるチョイスは東洋医学的な考え方、アロマテラピーは西洋発祥ですが、アーユルヴェーダや漢方にも通じるところがあると思っています。
アロマと東洋医学を合わせた考え方を学びたい方に。メンタルに深く切り込む良書。普通の書店にはまずないのでアマゾンで買いました。楽天にもなし。
レジュメの必要性
…と結局レジュメは使わずでしたがとても良いこと。
MC役のプロデューサーさんが上手かったこと、参加者さんが積極的&お友達同士で盛り上がりやすかったお陰です。
参加者さん同士も初対面でしたらレジュメが必要だったと思います。用意しておいて憂いなし。
アロマ以外のご質問も
自己紹介で過去に旅行会社で企画担当をしていたことを伝えると、セミナー終盤にご質問が。
「格安ツアーは何かウラがあるのか?」「おすすめのハイクラス旅館は?」とアロマよりも気になるようでたくさん聞いていただきました。
札幌から大阪に来て思うのが、聞きたいことをはっきり仰る方が多いように感じます。私はすごく好感がもてます。
反省点
一見うまくいったようですが、反省点は山積み。
輪に加われない方がいた
ほとんどコミュニケーションを取らないままの方がいました。20代のおひとり参加の方です。
積極的な歳上の方たちの中、発言しにくかったかもしれません。
セミナー中ずっと気になりましたが、うまく水を向けられないまま終了。お金と時間をかけて来ていただいたのに申し訳ないと反省。
相応の価値があったのか
私が同じセミナーを受けたら2500円の価値があると思えるだろうか…?うーん、微妙。
正式なアロマセミナーは初めてで満点でなくても仕方なし。でもお金を払う方からしたら講師の都合は関係ないよね…と。
この点は数日考えさせられました。
自分が楽しめなかった
書いちゃっていいの?となりそうですが。本音です。
自宅でセミナーをした時から薄々気づいていました。人前で話すことに喜びを感じないようで。
考えてみると1対1のタイマンでじっくり~が得意なタイプ。学校の先生よりも個別カウンセラー向きといえばいいのか、そんな感じです。
インストラクター養成校の先生は、初めて多くの人の前でアロマの話をしたとき「楽しい~!もっとやりたい!」と思ったそうです。人によるんだなと。
この記事のまとめ
心中慌てながらも無事に終わったアロマセミナー@サロン。
スゴ腕MCさんと積極的な参加者さんに救われました。
一方、講師として話すことに喜びを感じないと気づく、まさかの展開。
人見知りをしない性格なので意外でした。誰とでも話せる=講師向きとは限らないようです。
前に出るのが好きなら、最初から講師業に飛び込んでいたのかもなと。引っ越したばかりの頃、講師の求人にトライできなかったのを思いだしました。
でも、知識を誰かのために役立てるのはすごく楽しい。どう活動すればいいんだろう。
そんな気持ちがしばらく続きました。
次回につづく