月桃パワーでくすみ抜け!沖縄ハーブ月桃の美容効果とおすすめアイテム

月桃(ゲットウ)の花

アロマテラピーインストラクターのつちです。

沖縄に住んでから美容に大活躍しているハーブ、月桃(ゲットウ)。

最初は香りに興味を持ったのですが、スキンケアに使ってびっくり。

エイジングをしたお疲れ肌がスカっとくすみ抜け。さらに美白もできてもっちもち。これはお伝えした方がよいと思い、しっかりレポします。

月桃(ゲットウ)とは?

月桃(ゲットウ)の花

東南アジアや沖縄、小笠原諸島に自生するショウガ科のハーブ。

現地では軒先や空き地に生えているポピュラーな植物。高さが2~3mになる大型の多年草。

写真のような白い花が有名ですが、精油やハーブティーに使うのは葉の部分。

実はあざやかなオレンジ色で、黒い種子がぎっしり。種は健胃薬として漢方に使われます。

ちなみに葉は「ムーチー」という沖縄のお餅を包むのに使われます。抗菌作用に優れた月桃の葉を防腐剤がわりにする先人の知恵。

月桃の葉とムーチー

月桃の美肌効果とは?

現在わかっている作用は…

  • コラーゲンの産生を促す
  • しわやたるみを防ぐ
  • メラニン生成を抑える

この他にも抗菌作用、リラックス作用があり、ハーブティーとして飲用すると胃腸を整えます。精油は虫よけにも効果を発揮。

ハーブ先進国のヨーロッパでは育たないので世界的にはマイナーですが、ラベンダーやティーツリーなどの大御所に匹敵するほど、美容にうれしい成分が詰まった植物。

それでは月桃の美容効果を詳しく解説。

コラーゲンの産生を促す

月桃に含まれる成分はコラーゲンの産生に大事な役割を果たしています。

真皮には「繊維芽細胞」という細胞があります(図中では紫のひし型)。普段はじっとしているのですが、肌が傷つくと動き出し、コラーゲンの産生を促してダメージを修復しようとします。

この繊維芽細胞を増やしたり、動きを活発にする成分が月桃に含まれているので、コラーゲンの産生につながるというわけです。

【繊維芽細胞について】
公益社団法人「日本薬学会」のホームページでは「皮膚の機能を保つ上で最も重要な細胞である」と記載。

しわやたるみを防ぐ

若い頃は全く気にならなかった「しわ」「たるみ」。しかしエイジング肌になると最重要ケアポイントに。

月桃に含まれる「デヒドロカワイン」という物質などが、皮膚トラブルに関係する酵素の働きを抑えます。

一例をあげると、ヒアルロン酸を分解してしまう酵素の働きを弱くします。その結果、しわやたるみを防ぐことに。

この作用は琉球大学農学部の多和田真吉教授の研究により解明されつつあり、琉球新報の記事に詳細が記載されています。

参考:ゲットウで「老化抑制」抽出液、しわ阻む成分も

メラニンの生成を抑える

日差しが強い地域で育つ植物には、紫外線から肌を守る物質が含まれていることがあります。たとえばマカダミアナッツオイルにはUV効果があります。

発酵させた月桃蒸留水での研究では、アスコビル酸よりも大きなメラニン抑制作用が認められています。さらに、チロシナーゼというシミの原因となる物質の動きを鈍くする作用も。

白肌を保つ作用もあるなんて素敵。

参考:発酵月桃熱水抽出物のB16マウスメラノーマ細胞におけるメラニン生成に対する影響

月桃美容の注意点

…と、美容好きには嬉しい作用が満載。

しかし香りのインパクトが強いので、製品によっては使うのがキツいことも。あと、月桃精油は刺激が強いため、精油の取扱には注意が必要です。

慣れない方は精油には手を出さず、化粧品として加工されているものがよいと思います。

香りのインパクトが強いということで、一旦香りの説明を。

月桃はどんな香り?

よく言われるのは「スパイシーで甘く爽やかな香り」。個人的には種類と形態によって変わると思っています。

種類による違い

  • シマ月桃…沖縄原産。やわらかく甘い香りが特徴的
  • タイリン月桃…台湾産との混合種。シマ月桃と比べるとグリーンが強い印象

形態による違い

  • 精油…針葉樹のような樟脳感とスパイシーさを持つ個性的な香り。イランイランやユーカリに匹敵する香りの強さ。
  • 芳香蒸留水…ほどほどにスパイシーさと甘さを感じる、種類によって香りが異なる

製品によっては精油と蒸留水を混合で使っていたりします。

おすすめ月桃美容アイテム

実際に使ってよかった月桃美容アイテムをご紹介。3種類あります。

  • 月桃蒸留水
  • 月桃石鹸
  • 月桃ブレンドハーブティー

月桃蒸留水

初心者の方にも特におすすめなのが月桃蒸留水。精油ほど香りが強くなく、お求めやすい価格帯。

蒸留水は精油を採るときの副産物。葉を蒸留釜に入れて蒸し、水蒸気を水と油に分けるのですが、このときにほんのちょっとの精油と大量の蒸留水ができあがります。よって、蒸留水の方が安価に。

製造段階で熱を加えているので、雑菌が少なく安心。商品によっては再加熱してさらに滅菌、エタノールを加えて防腐効果を高めるなどさまざま。お好みで選ぶとよいと思います。

たくさん商品があって迷うかもですが、楽天とアマゾンの取扱状況はこんな感じです。

沖縄ではいろんな月桃蒸留水に出逢えるのでどんどん試しています。最高のものが見つかったら、ウェブショップで取扱をする予定です。

実際使ってみて…
翌朝のハリと白抜け具合がすごいです。前日の夜に月桃ローションパックをするとにごりが抜けた肌色に。朝のメイク前に使うと化粧ノリとモチ、肌の明るさが全然違います。シャバシャバしていて保湿力は弱め、乾燥する時期はクリームなどのアイテムが必須。

チュフディナチュール 月桃石鹸

蒸留水と同じくらい取り入れやすいのが石けん。月桃の香りがよく合うアイテムです。顔に合わなくても身体に使えて失敗が少ないです。

現地でいろいろ買ってみて、特によかったのがこちら。

チュフディナチュール 月桃石鹸

那覇の工場で職人さんが手作りしています。石油系化学成分・合成防腐剤・合成香料フリー。枠練り・長期熟成のコールドプロセス製法という徹底ぶり。

やんばる(沖縄北部)の有機JAS認定農園で栽培されたタイリン月桃エキスと精油、さらに久米島産(沖縄)の海洋深層を練り込んでいます。香りはグリーン調で爽やか。

好きすぎて全身に使っています。お求めやすい価格でこのクオリティとは。

石鹸はマイベストが見つかったのでショップで取扱を開始しました。こちらの石鹸はメール便OKです。

アロマトリップ オンラインショップ

実際使ってみて…
くすみ抜けに驚きます。クレンジング後のダブル洗顔に使うと1トーンどころか1.5トーンくらい明るい肌に。泡切れがよく、キュっとした仕上がりなのにカピカピにならないところも好感度大。月桃の抗菌作用によりボディの肌荒れにも効果的です。

琉球ハーブティー「空」

肌につけるだけではなく、インナーケアとしても活躍します。沖縄では古くから葉を乾燥させたものをお茶として飲用してきました。ショウガ科である月桃には、消化器官を温めて調子を取り戻す作用があります。

単体だと少しクセがあるので、ブレンドがおすすめ。その中でも特に美味しいのがこちら。

琉球ハーブティー「空」BEAUTY

100%沖縄産の無農薬ハーブからつくられています。月桃を含む8種のビューティーブレンド。お茶が青いのはバタフライピーという花の色素で、抗酸化作用があるアントシアニンがたっぷり。

実際使ってみて…
翌朝の肌がふっかふか。胃の調子もよくなり、ごはんがいっそう美味しくなりました。月桃スキンケアと併用するとさらにパワーを発揮するようです。

こちらもアロマトリップ オンラインショップで取扱をしています。

さいごに

国内では自生する場所が少なく「スパイシー」といわれる個性的な香りにより、とっつきにくい印象の月桃。

自分も精油からスタートしたので、虫よけ以外でどう使おうかと攻めあぐねていました。

しかし沖縄でたくさんの月桃製品に出逢い、その美容効果に驚きと期待を隠せなくなり。

ショップでは自分が日々使っているものを取り扱っており、月桃の登場が増えているのを実感しています。

アロマやハーブが好きな方は、ぜひ月桃を美容に取り入れてみてください。自分はすっかり虜です。