美容と健康を兼ねて世界中のハーブティーをいただいてきました。
ヨーロッパはもちろん、アジア、国産、ニュージーランドなどなど…その中でもトップ3に入るほど好きなお茶は沖縄産。
飲むと肌ふっかふか。胃がすっきり。
気持ちもアップして、前向きに眠りにつけるように。
寝る前にこのハーブティーを飲むのが、楽しみで仕方ないんです。
琉球ハーブティー空
沖縄産の無農薬ハーブだけを使用した、100%ピュアオキナワンハーブティー。
とっても青いです。バタフライピーという花由来の天然色素ですのでご安心を。
このお茶が最高すぎるのでしっかりレビュー。
目次
琉球ハーブティーって?
沖縄本島の企業がつくっているハーブティーシリーズで「空・月・心・幸・巡」の5種。写真は空・月・心。
全部よいのですが、特に気に入っているのが「空」。県産の無農薬ハーブ8種からなるお茶で、味よし、見た目(色)よし、香りよし、美と眠りにもよしと全方位に効果的なハーブティー。
どんな会社がつくってる?
沖縄県南城市にある「沖縄長生薬草本社」という会社が生産しています。沖縄本島と宮古島に広大な自社農園(約40,000坪)を持っていて、たくさんのハーブを自然栽培で育てています。
そこでつくられたハーブをメインに、沖縄で採れないものは調達をして自社工場で調合。栽培から生産までを自社で行う徹底ぶり。この時点ですごい好き。
しかも農園、工場どちらも「ISO22000」の認証を取得。ISOは食の安全を確保するための国際基準で、たくさんの厳しい要求をクリアしなければ取得できず。世界基準の品質管理で栽培・生産されているとはすごい。
ちなみにこのハーブ園は見学ができます。大人300円。カフェでランチ or 2,000円のお買い物で無料。この日はランチをしたので無料で見学をさせていただきました。
たくさんのハーブを眺めながらの散策は、とっても気持ちがよかったです。南城市はのどかで空が広く、空気がきれい。沖縄のよさを堪能できるところです。
琉球ハーブティー「空」のブレンド内容
8種の沖縄産無農薬ハーブをブレンドしています。
- バタフライピー
- レモングラス
- ジュリコンバジル
- 月桃
- ノニ
- セッコツ草
- アップルミント
- シークワーサー
一見クセが強そうですが、大変飲みやすいです。ハーブティー初心者の方でも全然大丈夫。
ハーブの効能をひとつずつご紹介。
バタフライピー
お茶が青くなることでも注目されているハーブ。和名はチョウマメで使用部位は花。タイでは昔から「美人のお茶」として愛用されてきました。花の青はアントシアニンというポリフェノールの一種で、抗酸化作用によるエイジングケアが期待できます。
寝る前にこのお茶を飲むと翌朝の肌がふかふかに。この美肌効果がたまらなくてやめられないです。
しかもここのバタフライピーは無農薬。熱帯・亜熱帯地方でしか育たないため、国内では採れる場所が限られています。
国産・無農薬のバタフライピーは大変希少な上、採れた花を自前の工場で加工しているので、栄養価が高いままハーブティーに。それをティーバッグで気軽にいただけるとは有り難い限り。
バタフライピーは単体でいただくよりも、他のハーブとブレンドをした方が美味しくなります。
アントシアニンが抗酸化物質であることは厚生労働所のe-ヘルスネットにも掲載されています。
参考:抗酸化物質 (e-ヘルスネット/厚生労働省)
レモングラス
トムヤムクンに使われるハーブとして有名。イネ科の植物で東南アジアに多く生息しています。シトラールというレモンと同様の成分を含んでいるのでレモンに似た香りがします。
葉はハーブティーの他、精油を採ったり生で料理に使われます。防虫作用があるので虫よけにも。
強い抗菌作用を持ち、アーユルヴェーダが盛んなインドでは感染症の予防や解熱剤として利用されてきました。
個人的に相性がよく、大好きなハーブ。単体だと風味が強いのでハーブティー・精油ともに他とのブレンドで取り入れています。バタフライピーとの飲み合わせも非常によいです。
ジュリコンバジル
温暖な気候で自生するシソ科の植物で、バジルの一種です。花からは丸みのあるバジルの香りがほのかに漂います。食べても美味しく、消化をサポートしてくれるハーブ。
気持ちを落ち着ける作用があり、心配ごとや不安により眠れない方に向いています。
月桃
国内では九州南部~沖縄の海岸付近に自生していて、沖縄では軒先や空き地などその辺によく生えています。夏には美しい白い花がしなだれます。
高さがありよく育つため、風よけとして植えられることも。沖縄では種子を健胃薬として利用してきました。
お茶に使うのは葉の部分で、抗菌作用に優れています。葉からはグリーンでスパイシーな香りの精油が採れ、虫よけに効果を発揮。花のあとにつく鮮やかなオレンジの実からもよい香りがします。
ノニ
ビタミン類、カリウム、カルシウムなどのミネラル、アミノ酸、βカロテンをはじめとした140種以上の有効成分が含まれる栄養満点の木。ストレートジュースにする果実が有名ですが、葉にも豊富な栄養素が含まれています。
顔ほどの大きさがある葉はツヤよくぴんと伸び、いかにも効きそうな雰囲気。国内では沖縄や小笠原諸島に分布しています。
セッコツ草(接骨草)
東南アジアに分布する植物で、どんな強風にも耐えると言われています。カルシウムや食物繊維が多く含まれ、古くから骨折の治療にも使われていました。
痛みを和らげる作用があるとされていて、関節炎や生理痛、神経痛の際にもおすすめのハーブ。リラックス作用もあり、ハーブティーにも向いています。他のハーブと一緒にとることでより効果が高まるとされています。
アップルミント
リンゴのような香りがするミント。さまざまな交配種があるうちのひとつで抗菌・消臭作用にすぐれています。食べ過ぎたときにも有用なハーブ。ミントは品種を問わず胃を整える作用があります。
ほのかな香りがあることから、ハーブティーのアクセントとしても活用されています。あまり知られていませんがミントにはリラックス作用もあります。飲用直後は覚醒→少しするとリラックスといった時間差作用です。
シークワーサー
沖縄で採れる美と健康の柑橘類。果実と果皮には6種類のフラボノイドが含まれており、抗酸化作用のあるビタミンCも豊富。
シークワーサーに含まれるノビレチンが報道されたことで、ジュースが飛ぶように売れているとのこと。こちらのメーカーのストレートシークワーサーは本当に美味しいです。添えるだけで焼き魚がランクアップ。
ハーブティーに含まれているのは珍しく、単体よりもブレンドがおすすめです。
とっても長くなりましたが、含まれているハーブはこの8つです。これだけでも十分すごいのですが、まだ続きがあります。
こだわりのナイロン三角ティーバッグ
県産無農薬ハーブの魅力を最大限に引き出すために採用されているのがナイロン製の三角ティーバッグ。わざわざ県外から取り寄せているとのこと。
非常にコストがかかるらしいですが、妥協できないポイントとのことです。個人的にこういうところが大好き。ティーバッグの品質で味が大きく変わるからです。
茶葉がジャンピング(お湯を入れた際によく泳ぐこと)するので栄養と風味がしっかりと出ます。しかも片付けがカンタン。
味が変わるということはいただける滋養も変わります。最高の状態でいただけて嬉しいかぎり。
完全密封ができる袋を採用
タブを起こしてナイロン糸を引っ張ることで開封できます。一瞬でまっすぐ開いてストレスフリー。
内側は完全遮光になっていて茶葉は厳重に守られています。開けると製造されたときのままの香りがふわわーっと広がります。
袋にはしっかりと空気が入っていて、空気のクッションで三角ティーバッグはふんわり。
どこまでも茶葉と飲む人にやさしいパッケージ。高品質な商品をつくろうという姿勢が伝わってきます。
見た目も素敵でお土産・ギフトにも
綺麗なブルーにゴールドのあしらい。雰囲気満点かつオシャレ。ギフトにも向いていて、ちょっとしたプレゼントや沖縄以外に住んでいる方への手土産として渡すとすごく喜ばれます。
原料も含めて100%沖縄産というところもお土産ポイント高し。
お味は?
ハーブティー初心者の方にも飲みやすいすっきりとした味。どれかが主張することなく、ひとつにまとまっていて美味しいです。強いて言うならレモングラスが好きな方におすすめ。
健康・美容系のお茶は「こ、これは…?」と驚くような味がすることがありますが、こちらのメーカーのハーブティーはどれも美味しく、香りも強すぎずで飲み続けたくなります。この飲みやすさで美容と眠りにも良いなんて嬉しい。
おいくら?
小売価格は10包入りで1,080円(税込)。1杯100円くらい。沖縄産の無農薬ハーブティーということ、パッケージなどのクオリティを考えると納得の価格。
お試しサイズの3包入りは360円(税込)。3包入りは簡易なパッケージ。お土産やきちんと飲みたい方には10包入りがおすすめです。
どこで買える?
10包入りは那覇空港2Fの「スカイショップ琉球」と沖縄県南城市にあるメーカー直売店で販売されています。
3包入りは国際通りの「ドンキホーテ」や観光客にも人気のSC「サンエー那覇メインプレイス」で扱っています。
さいごに
高品質で安全、味もおいしくて美容にもよいハーブティー。こんなときにおすすめです。
・胃の調子を整えたい
・不安で眠れない
・美味しい美容が好き
・青いハーブティーに癒されたい
・食後、寝る前のリラックスタイム
こちらの企業の方々は、カフェや売店のスタッフさんも含めて皆さま優しくフレンドリー。
そういったメーカーさんがつくっているお茶はとっても美味しくハートフル。沖縄旅行の際のお土産にとってもおすすめです。
参考文献:琉球薬草誌(琉球書房/2015年)※沖縄限定発売