自宅セミナーから3ヶ月後、サロン(美容室)でアロマセミナーをすることに。
内輪でクラフトを作った前回とはちがい、講義メインの本格セミナー。お金もしっかりいただきます。
開催前からプレッシャーの波。でも、やるならきちんとやろう!と準備をはじめましたが…
開催のきっかけ
ときどき通っていた個人経営の美容室。そのご縁でサロンのプロデューサーさんからお話をいただきました。
サロンを2時間ほど貸切にしてセミナーを開催するのはいかが?と。
ど、ど、どうしようと焦りましたが、せっかくのチャンス。お受けすることに。
集客方法は?
プロデューサーさんが一手に引き受けてくださいました。
お声がけの対象はサロンの顧客と、美容家でもあるプロデューサーの方の生徒さん。
小人数制ということで5名+プロデューサーさん、美容師さんの7名での開催が決定。
日時とセミナー料金
日曜の14時~2時間ほどの設定。
料金はお茶つきでおひとり2500円。うち500円を使用料としてサロンへお渡し。プロデューサーさんは中間マージンを全く取らずで申し訳ないやら有難いやら。
お金と時間を使って集まっていただく、きちんと準備するべし。と気が引き締まりました。
何を話そう
全体の進行はプロデューサーさんが。セミナーの内容はこちらにおまかせ~とのこと。
ダイエット、美肌などテーマがあれば内容が絞られますがフリー形式は頭をつかいます。
参加される方は20~40代の働く女性で美容に興味がある方々。何を聞きたいんだろう?
3ヶ月前の教訓、自宅でアロマセミナーをやってみたら…を思い出しながらレジュメの下書き。
自分が話したいことではなく「参加者さんが聞きたいこと・楽しめること」を軸にしたい。
といっても聞き手のアロマの知識には差があります。興味も人それぞれ。
テッパンで楽しめる「クラフトづくり」は会場の都合で封印。どんな話をすればいいかすごーく迷いました。
こんなレジュメを作成
迷ったあげく「TOPICS 18」というお題を作成。
アロマテラピーに関する18タイトルの中から好きな項目を選んでもらい、その話を膨らませる作戦。
参加者さんが聞きたいことをピンポイントで話すことができ、人による興味の差にも対応できそう。
作ったお題(抜粋)
- 人工の香りと天然の香りの違い
- オーガニックのオイルは何が違うの?
- 香りによって価格が違うのは?
- そもそも嗅覚ってどうなってる?
- 台所や水回りに使えるアロマ
- エッセンシャルオイルの危険性は?
- 光毒性(ひかりどくせい)って?
レジュメにはタイトルのみで解説はナシ。流れによって話す内容が変わると思ったからです。
どれを聞かれてもスラスラ答えて当然。少人数制のセミナーではよくあることですが、お題をアレンジした質問が来るかもしれません。
内容によってはデータなどで根拠(エビデンス)を示すと説得力が増すので、その準備もはじめました。
用意したデータ
セミナーの質をアップするため(自分の精神安定のためにも)データの用意。こんなものを集めてファイリング。
- アロマの研究結果
- 精油の成分分析表(数種類)
アロマの研究結果はAEAJの会報誌から面白そうなものを切り抜き。話題が尽きたときの小話としても活用できそうだなと。
成分分析表は「この成分が何パーセント含まれています」というもので、市販薬のトリセツに似ています。
同じメーカーのラベンダー精油でも「通常栽培(農薬あり)」と「オーガニック(有機栽培)」では含まれる成分に差があり香りも変わります。
嗅覚だけではなく目で数値も見てもらった方が、わかりやすいと思い持参することに。
当日持参したもの
これは予想外でしたが…荷物が重いっす。3泊対応のボストンがパンパン。
- 精油約20本
- 精油を入れる木箱
- セラピストポーチ
- レジュメ
- ファイリングした資料
- 化粧品のサンプル
- お土産用アロマクラフト
精油ビンの中身は10mlとはいえ、20本あるとずっしり。木箱に入りきらない分はセラピストポーチに格納。
レジュメは折れないようにクリアファイルに。ファイリング資料は前述のものを。
化粧品のサンプルは、合成香料を使用したヘアクリームと天然成分のみのローズウォーターを。合成香料と天然香料のちがいを説明するときのために用意。
お土産用のアロマクラフト(バスボム)が特に重かった。クラフトづくりがないので、おみやを渡したいなーと。完全自己都合での重量増。
さて、できる準備はやりました。セミナー当日の様子は次回配信!
次の記事 アロマを仕事に⑩ サロンでのセミナーオファーが!当日のレポ&反省
持参したエッセンシャルオイルボックス
コレを出すと感嘆の声があがります。一気にプロらしく見えるようで。
精油の保管に便利&ないと収集がつかないので家用に必須。10mlまでのオイルが18本入ります。
木箱はいいお値段&持ち歩きには不向き。
持ち歩きがメインの方、特にボランティア活動をする方にはセラピストポーチが便利。
こちらも当日持参したものと同じ。
精油ビンを指すゴムリングはリップにぴったり。フタの裏には細長いモノを格納するスペースもありコスメポーチにもなります。大きすぎず小さすぎずの絶妙なサイズ。