「モロッコの宝石」といわれるアルガンオイル。
全身が艶めく最高級の美容オイルで、クレドポーのリップなど高級コスメにも配合。
肌、髪、ネイル、リップなど日々のケアにたっぷり取り入れています。特に、エイジングへの効果を実感。
嬉しくなりアルガンオイルについて調べてるうちに、もっと効くように。
オイルの素晴らしさを知ることで思いが強くなり、無意識に手の動きが変わるからです。
「とりあえず塗っとくか」という使い方と
「今日もよろしく!たっぷり馴染んでね」では肌への入りがぜんっぜん違います。
変わることの第一歩は、知ることにあります。
嫌われる勇気(岸見一郎、古賀史健)より
今回は、リサーチしたことを余すところなく記事に。
読むだけタダ(通信費は除く)ですから、全部吸収していってくださいませ。
目次
知るだけで効果UP?
ふーん、読んで化粧品の効果が上がるなら、苦労しないわ。
と怒られそうですが、ちょっとだけオツキアイください。
今回知っていただくのは
- オイルになる前(生前のお姿)
- どうやって採油している?
- どうして貴重なのか
意外とスルーされている部分です。
それに加えて、
- アルガンオイルの良い点
これらを画像たっぷりでお届けします。
アルガンオイルの発祥地
アルガンの原産地はモロッコ。アフリカ大陸の北西で、地中海とサハラ砂漠に囲まれた国。
海に砂漠にモスク、街並みと見どころたっぷり。
首都カサブランカの世界遺産「ハッサン二世モスク」。異国情緒。
「青い街」シャウエンは一度は行きたい絶景。素敵すぎです。
アルガンオイルが採れる木
こんなエキゾチックな国に自生するアルガンツリー(アルガンノキ)。
樹の高さは8~10mほどで、桜よりちょっと小ぶり。大きいものは20m以上になることも。
干ばつでも生き抜くよう、地下30mから水を吸い上げる根を持ち、50℃の暑さでもなんのその。
耐乾性・耐熱性に極めてすぐれ、1年以上雨がなくても耐えられます。
アルガンオイルは、この生命力にあふれる木に成るアルガンの種子から採取。
といっても、種子にたどり着くまでには手間がかかります。
外側から順に果皮、果肉、堅果、種子。
アルガンの果実
大きさは2~4センチくらい。オリーブよりひと回り大きいくらい。
熟すと黄色っぽくなります。
アルガンの堅果
果実を乾燥させてから取り除くと「堅果」という、種子を守る堅い殻があらわれます。
大きさはどんぐりくらい。
この堅果、それはそれは頑丈らしく。
モロッコの女性はこんな風に石を使って割りますが、慣れない人がやるとびくともしないそうで。
この方、日に何百個をトンカチするのでしょうか。かなりの労働です。
アルガンの種子
ここまで頑張ると、やっと種子様があらわれます。
クリーム色の種子をすりつぶし精製すると、ふだん私たちが使うオイルに。
アルガンに限りませんが、種子からオイルを取るのは非常に手間がかかるんです。
なぜアルガンオイルは高価?
上記のとおり手間もかかりますが、採油率が低く、実自体が貴重だからです。
採油率とは「原料からどのくらいのオイルが採れるか」という割合。
アルガンの場合は30kgの種子からたった1kgほど。
実が貴重な理由は
・限られた期間に(夏場)
・落ちた実だけを採取
というきまりがあるからです。
資源を守るため、木に成るものを採るのはNG。熟して落ちたものだけを採取できます。
こういった背景により希少で高価に。
アルガンオイルを選ぶ際の注意
そんなアルガンオイルを安く、たくさん販売するために、薄めたり劣化したオイルが出回ることがあります。
世の中には随分とアルガンオイル製品がありますが、全てがすばらしい品質とはいいがたいかと。
フレッシュな本物は輝く黄金色。肌なじみがよくサラリと肌に浸透します。
どのオイルもそうですが、高品質なものは新鮮な実をつかい、よく管理された工場で精製されています。
そういった製品は透明度が高く、美しい。見た目にもオーラを放っています。
昔ながらのオイルの採り方
化粧品に使用されるものは、ヨーロッパなどの工場で精製されますが、現地では石臼のようなものをゴリゴリ回し、オイルの採取をすることも。
この状態では不純物が多く、化粧品には向いていません。
モロッコの民族衣装、すてき。
アルガンオイルは美容にいいの?
すばらしく良いと思います。
このオイルのメリットはたくさんありますが
- 「リノール酸」の含有量と
- 品質のゆらぎにくさ
この2点が特にすぐれています。
リノール酸はヒトの体では生成できない「必須脂肪酸」。
欠乏により、髪のパサつきや抜け毛などのほか、傷ついた肌が回復しにくくなります。
リノール酸を30%以上含むアルガンオイルは、補給源として最高。
加えて、天然のビタミンEが含まれ、長い間安定した品質を保ちます。
ビタミンE(トコフェロール)は強い抗酸化作用をもち、化粧品の品質保持としてよく配合されます。
アルガンオイルは天然のままで酸化しにくく、スキンケアの原料にぴったり。
さらに、他のオイルの酸化を遅くする働きもあります。
たとえば、美容界での人気者に「月見草油(イブニングプリムローズ)」がありますが、空気に触れたとたん、モーレツな勢いで酸化します。
そういう分子構造なので仕方ない。
大きな美容作用が期待できる反面、配合に気遣いが必要。
管理が行き届かないと劣化の可能性が高い。そのため、画像のようにカプセルに包むことがあります。
その点、アルガンオイルには天然のビタミンEがたっぷり含まれていて、長い間安定した品質を保ちます。
ビタミンE(トコフェロール)は化粧品の酸化防止としてよく配合されます。
アルガンオイルは天然のままで酸化しにくく、化粧品にぴったり。
他のオイルの酸化を遅くする働きもあります。
さいごに
他にも優れた成分が満載ですが、そろそろ読み疲れたと思いますので、このあたりに。
遠い異国のオイルに思いを馳せるひとときはいかがでしたか。
モロッコに行きたくなった?私もです。
ピュアアルガンオイルのおすすめは、やっぱりメルヴィータ。
一番搾り(エクストラヴァージン)で美しい黄金色。
メルヴィータのオイルを分けた友からのアツすぎるコメント(笑)
メルヴィータのアルガンが最高オブ最高。
なんやこれー!普通だろうと思って甘く見てたぁぁぁぁーーーーー!!
サラサラのさっぱり系オイル全盛の中、結構重めのオイルで伸びはあんま良くないのだが、その分保湿力がかなり高い。重めのテクスチャがむしろ心地よい。
加湿器MAXでも湿度38%とかの部屋なのに、朝までしっとり。
キメが整い、くすみ抜け効果抜群。
PMSで絶不調期のはずなのにこのくすまなさはすごい。すごすぎる。そして、朝に使えば毛穴が引き締まってくれるのか、化粧のノリもよろし。
時間経過後もファンデくすまず、さらに、化粧が崩れない!
乾燥によるひび割れ、ほうれい線くっきり等の悲しすぎる症状が緩和。
テカリも、パウダーで軽くTゾーンのみ直せば良い程度で許容範囲内。
これは現品購入しますわ。
引き締め小顔と美肌を両立したい方に。上物のアルガンオイルを使用したオイルセラム。
モロッコの大地で、太陽のパワーをたっぷり浴びた樹木。
そこに1年に1度だけ実る、いのちの結晶。
こんなに貴重で素晴らしいオイルが、ネットでポチっとできる時代。
使うときはじっくり想いを込めて肌に入れてくださいね。きっとパワー倍増です。