こんにちは、AEAJ認定アロマテラピーインストラクターのつちです。
以前、1週間の独学でアロマテラピー検定1級に合格しました。ラスト3日で41点→80点までアップ。そのときの勉強方法をまとめますね。
このような方に向いている方法です。
- 試験が近づくとやる気が出る
- 仕事や子育てなどで多忙
- 効率よく合格を狙いたい
※あくまで「試験に通る」ための方法です。正しいアロマテラピーの知識を身につけるには、香りに親しみながら深く勉強する必要があります。念のため。
目次
余裕を持って合格したい方
同じ勉強方法で1ヵ月前から取り組めば、確実に合格できます。
まず、試験3日前までの状況を簡単に。
3ヶ月前
検定に申込をしてすぐ、このテキストを購入。結局、この一冊だけで合格できました。
世代を問わず幅広く支持を集め、Amazonでもカテゴリ1位を獲得。堅実な参考書です。
2ヶ月前
香りテスト用の精油を購入して満足。
1ヵ月前
お風呂で参考書を眺めて満足。
2週間前
そろそろやった方が?
と思ったら、残業の日々。
1週間前
やばいかも。通勤と昼休みに参考書を読む。
3日前
1級の模擬試験を解いたら、41点。
ここで目が覚めました…!
3日前からこう勉強しました
用意するもの
- 先ほどの参考書
- 回答用の鉛筆またはペン
- 添削用の色ペン
- 消える蛍光マーカー(重要)
- ノート(裏紙はNG ノート!)
①1級の模試にトライ
え、いきなり?
と思うかもしれませんが、自分の実力と向き合うためにぜひ。
私が41点をとり目が覚めたのはコレです。
1級の模擬試験は2回分ありますが、どちらかひとつでOK。
テキストに答えを書くのはNG!ノートに書きます。
目も当てられないような結果でも、点数を控えておいてください。
あとから喜びに変わります。
②一問一答を繰り返す
模試の結果はいかがでしたか?
7割以上取れているなら、一問一答は簡単に進めることができるでしょう。
6割以下の方は、一問一答を何度も解いて一気に基礎をつくります。
以下に方法を書きますね。
一問一答【1周目】
一問一答をすべて解きます。
1級・2級を一度にやっても構いません。まったくわからなくても、当てずっぽうでもいいです。テキストに答えを書かず、ノートに回答。
すごく間違えて凹むかもしれませんが、勉強していないだけなので、やれば必ず伸びます。
「伸びしろ大」とポジティブにとらえて。
1周目は、間違えまくりでOK。大事なのは、答えあわせ。
- 間違えた問題、偶然合っていた問題は、テキストの問題番号にマーカーで印をつける
- なぜその答えになるか理解できないとき→参考書やネットで腑におちるまで調べる
- 解説の内容が大事だと感じたら、解説にもマーカーをする
- ノートに解答し
- 間違えた問題、よくわかっていない問題はテキストに印をつける
- 理解できるまで調べる 時間がかかってもいいです「なぜそうなるのか」がわかるまで、その問題に付き合います。
一問一答【2周目】
2周目はマーカーがついている問題だけを解きます。
- 正解して完全に理解している問題→マーカーを消す(消せるマーカーが便利)
- 理解が浅い問題→再度よく調べる
1週目につけたマーカーのいくつかが減るはずです。いい調子!
一問一答【3周目~】
マーカーがついている問題だけを解きます。
マーカーがついた問題の数が一桁になるまで(目安は5個以下)一問一答を繰り返します。
全部なくそうとすると、思いのほか時間がかかりますので、ある程度で見切りをつけて。
- 最後まで残ったマーカーはそのままにして、試験直前に見直し
5個以下まで減ったら基礎はOK!
合格の可能性が見えてきました!
③試験直前!力試し問題
一問一答を繰り返し問くと、いつの間にか知識がついています。
お次は「試験直前!力試し問題」にトライ。
好きなアロマで心を落ち着けて。記憶力にはローズマリーといわれますが、お好みで。
「ノートに解いて、間違えた問題にマーカー」は一問一答と同じです。
1級のみの受験でも、2級用・1級用どちらも解きます。
本番同様、4つの選択肢からチョイス。一問一答より難しいと感じるはずです。
ここがポイント!
- 答え合わせのとき、選択肢の内容をすべて理解しているか確認
たとえば、こんな問題があったとします。(私が考えた問題です)
Q1.ラベンダー精油について誤っているものをひとつ選びなさい
A.特徴成分はラバンジュロールである
B.シソ科の植物である
C.抽出部位は花である
D.高さ1mの低木である
正解はC、正しくは「抽出部位は花と葉」です。大事なのはここから。
正解以外のA、B、Dについても理解できているか、ひとつずつ確認。不明なものはすべて調べます。時間がかかりますが最短合格への道と思って、ちょっとだけ我慢してください。
この「力試し問題」を何周するかは、試験までの時間によります。
時間がある方は何周もして、マーカーがなくなるまで粘るのもよし。
点数をノートに書いておく
後日(同じ日でもOK)マーカーのあるなしにかかわらず、通しでもう一度解いてみてください。
点数が上がっていれば力がついた証拠。
④模擬試験編(2級)
ここに到達する頃には合格が射程圏内。
まず2級の模擬試験を解きます。
好きな香りをかいで楽しい気持ちで解きましょう。2級はさらっといけるのでは?
これまでと同様、間違えた問題にはマーカー&丁寧に調べるのを忘れずに。
⑤模擬試験編(1級)
ついに来ました!最終段階です。
当初はさんざんな結果だった(かもしれない)1級の模擬試験。
今のあなたは、あの時とは別人です。
自信を持って、解いてください。
どうでした?
点数、上がっていますよね!おめでとうございます!!
点数が上がっていれば、やり方が合っています。点数アップが少なければマチガイ問題の調査をおろそかにしている証拠。ちゃんと調べましょう。
得点が8割を超えていれば、残りの期間で苦手分野をつぶすだけです。
最後は必殺ゴロあわせ
誰しも、苦手な分野はあります。
何度もトライして覚えるのが一番ですが、試験までの時間には限りがあります。
ここで活躍するのがゴロあわせ。いつもこの方法で滑り込みセーフ。
たとえば。
シソ科の植物が覚えられない…!
と2日前に無理やりつくったのが
マクロペパラメ!
覚え方:マクロ(大きい)ペパーミントがラメってる。
状況に対する疑問は捨てて、巨大なペパーミントがラメで光っている様を想像してください。
衝撃的で印象に残りませんか?
で、マクロペパラメというのは
マ:マジョラム
ク:クラリセージ
ロ:ローズマリー
ペ:ペパーミント
パ:パチュリ
ラ:ラベンダー
メ:メリッサ
注)ペパ=ペパーミントではなく、ペ=ペパーミント、パ=パチュリ
マクロペパラメ!
ほら、シソ科はもう覚えました!
科名のなかでも多数派のシソ科をクリアすると楽になります。
31種の科名をいきなり覚えようとせず、多数派は効率よくつぶし、イランイラン=バンレイシ科 などの少数派を覚えることに余力を残すとよいです。
ゴロは情景が浮かぶように作ると、記憶にのこりますよ。
マクロペパラメ。
3日間で何回解いたか
一問一答のマーカー減らしは半日で終わらせました。必死だったので。
「力試し問題」は時間がかかり、半日で2回がやっと。
“模擬試験2周目” の途中で試験前日の夕方になりました。
そのタイミングで、41点だった1級の模試に再トライすると、ボーダーラインの8割を超えていました。
よし、合格したな。と思いました。(香りテストが満点の想定ですが…)
理由は、丁寧な答え合わせにより、なぜそうなるかを理解していたからです。正答した問題に関しては、違う角度からの問題でも、正解を導ける自信がありました。
本番の点数はわかりませんが、85点前後だと思います。ギリギリですね。
香りテスト
配点が高い香りテスト。
香りテストに自信を持てると気持ちが楽になります。
覚え方のコツは長くなるので別記事に。
傾向を知って楽々合格!アロマテラピー検定 ”香りテスト” の覚え方にまとめています。
試験が不安で眠れない
こんなときこそアロマの出番。香りテスト用の精油がそのまま使えます。
アロマで快眠。症状別の選び方と安眠ブレンド&使い方の「不安」「緊張」カテゴリから自分に合った香りを選んで使ってみるのも良いと思います。
実際に起きた悩みにアロマを使うと、その香りを強く覚えます。香りテストの練習にもなります。
おわりに
今回紹介した勉強方法は、どなたでも使えると思います。いつからやるかだけの違いです。
1ヵ月前から取り組めば、余裕の合格になるでしょう。1週間を切っていても、集中力に自信がある方なら大丈夫。
自分はギリギリから気合が入るタイプですが、実質3日はきつかった…おすすめしません。遅くても10日前には問題を解き始めましょう。
上位資格を目指す方、アロマを仕事にしたい方は、私のように滑り込み合格ではなく満点を目指すつもりで。1級で学んだことは、すべて上位資格に役立ちます。
最小限のアイテムで1級合格をめざすなら、この3点。私はこれで十分でした。
アロマテラピー検定はどなたでも受験できますし、内容も難しすぎず。毎回たくさんの方が合格通知を受け取っています。
ひとりでも多くの方が、合格の喜びを体験できますように!